東京では渋谷の再開発が進み、数年前とは随分と違った印象になりましたが、大阪でも再開発が進んでいることをご存知でしょうか?
2025年には2回目の大阪万博の開催も決定し、ますます活気のある街になっていくことが予想されますよね。
大阪駅では何年も前から工事が始まり、すでにオープンしている「グランフロント大阪」なども再開発の一つです。
ここでは、大阪再開発についてみなさんが気になることを調べてみました。
大阪再開発について気になる方は、ぜひこの記事をご覧になってくださいね。
大阪の再開発がすごいと言われる理由は?
まずは大阪の再開発のどんなところがすごいのか、説明していきます。
いろんな人の反応も載せていくので、一緒に見ていきましょう。
高層ビルがどんどん建設されている
すでにオープンしている大阪駅前の「グランフロント大阪」に加え、大阪駅前を中心に高層ビルがどんどん建設されています。
マリオットインターナショナルが運営するホテル「W OSAKA」も2020年にオープン、御堂筋などにもタワーマンションを次々と建築中。
高さ60m以上の高層ビルの建築が、大阪ではこの先70棟以上も予定されています。
大阪はこの先、高層ビルが多く、ますます都会的な街になっていきますね。
大阪再開発のTwitterでの反応は?
続いて、大阪の再開発についてTwitterではどんな反応があるのか、探してみました。
うめきた2期もいいね!~
大阪の真ん中で家族や友達と集まってピクニックできそう!
今までの働いたり、ショッピングしたりする都心とは違うあり方の都心が再開発によって生まれそうですね!!引用元:Twitter-超高層ビル・都市開発研究所の中の人 (きりぼうくん)@kiribou06341
これから建築予定の大阪駅の「うめきた2期」を楽しみにしている声ですね。
うめきた2は、商業施設や緑がたくさんの広場ができる予定で、家族や友人、恋人とのショッピングやピクニックにも最適な場になる予定です。
うめきた2期について詳しく知りたい方は、こちらの公式サイトをご覧になってくださいね。
他にも、「再開発して正解」などの肯定的な意見や、「今までの街並みが変わってしまうのはちょっと寂しい」などの意見もありました。
大阪再開発のブログでの声は?
大阪再開発について、ブログではどんな声があるのか調べてみました。
大阪の再開発が非常に活発になってきました。次はどんなプロジェクトが明らかになるか? ワクワクの毎日です。しかし、大阪の再開発には大きな問題があります。街区内での土地の集約化がほとんど行われていない事です。この点が東京と大きく異なります。引用元:陽は西から昇る! 関西のプロジェクト探訪
「ワクワクする」「楽しみだ」という声が、他にも多く見つけることができました。
また、東京の再開発と比べて不安な点も挙げられています。
「街区内での土地の集約化」とは、とても簡単にいうと、“地上げをして広い土地を作る”いうことです。
そうすれば、より大きな施設を建てることができ、再開発にも更なる期待ができますよね。
でも、大阪の再開発もしっかりと集約化ができていると思いますよ。
大阪の再開発の最新情報
続いて大阪の再開発の最新情報をお伝えします。
大阪の再開発が気になる方もはじめて聞いたという方も、これからのお出かけの参考になるのでは?
2020年までに完成したもの
2020年末までに完成したものの一部を紹介しますね。
施設名 | エリア | 用途 |
オービック御堂筋ビル | 御堂筋エリア | ホテル・オフィスなど |
---|---|---|
W OSAKA | 御堂筋エリア | ホテル |
グランフロント大阪 | 大阪駅エリア | ホテル・オフィスなど |
オービック御堂筋ビル | 御堂筋エリア | ホテル・オフィスなど |
大阪エクセルホテル東急 | 御堂筋エリア | ホテル・オフィスなど |
プラウドタワー北浜 | 北浜エリア | 住宅 |
三菱UFJ銀行大阪ビル 本館・別館 | 淀屋橋エリア | オフィスなど |
なんばスカイオ | なんばエリア | 店舗・オフィスなど |
大丸心斎橋店本館 | 大阪駅エリア | 百貨店など |
紹介し切れないほどあるので、ほんの一部ですが、このような建物が新設またはリニューアルされています。
こう見ると、早くも大阪の顔となっている建物があったり、古くからあるものがまた綺麗になってオープンされたりと、再開発が進んでいる実感がありますよね。

グランフロントもまだまだ新しい施設なのよね。今じゃ大阪駅の玄関口として、欠かせない存在になったわ。
2021年以降の予定
続いて2021年以降に完成予定のものも紹介します。
施設名 | エリア | 用途 |
大阪中之島美術館 | 中之島エリア | 美術館 |
---|---|---|
大阪梅田ツインタワーズ・サウス | 大阪駅エリア | 百貨店・オフィスなど |
うめきた2期地区 | 大阪駅エリア | ホテル・オフィスなど |
(仮称)梅田曽根崎計画 | 大阪駅エリア | ホテル・住宅など |
(仮称)センタラグランドホテル大阪 | 心斎橋エリア | ホテル・レストランなど |
本町サンケイビル | 御堂筋エリア | オフィスなど |
心斎橋パルコ・大丸心斎橋店北館 (リニューアル) |
心斎橋エリア | 店舗など |
(仮称)梅田3丁目計画 | 大阪駅エリア | ホテル・オフィスなど |
(仮称)大阪駅西エリア開発 | 大阪駅エリア | 店舗・オフィスなど |
まだまだたくさんありましたが、これを見るだけでもワクワクしてしまう並びですよね。
建物の他にも、鉄道などの再開発も進んでおり、ますます大阪が発展していくこと間違いなしです。

特にうめきた2期地区は、うめきた1期地区に続く再開発で期待が高まっているわ。複合施設4棟、都市公園など延べ面積なんと55万平米もあるんだって!出来上がりが楽しみすぎる♡
大阪の再開発で過去に失敗だったのは?
以前、大阪市が1976年から40年にも渡り進めていた「阿倍野再開発事業」では、事業損失が1961億円にも上り、事実上再開発失敗となりました。
当初は15年ほどで終えるはずだった阿倍野再開発は、地権者が3100人と多く用地買収に時間がかかり難航。
さらに、高層商業施設に核店舗として出店する予定だった大手百貨店のそごうが経営破綻で撤退してしまったため、計画を大幅に変更し63階建てから6階建てに。
そのようなことが主な原因となり、結果として国内の再開発事業で最大の損失となってしまいました.。

1961億円って想像がつかない額ね…。それを私たちが払っている税金で賄っていると考えたら本当に腹立たしい。二度と起こらないようにして欲しいものね。
抑えておきたい大阪の再開発計画のエリア
大阪といえど、かなり広いですよね。
具体的にどの地域が再開発のエリアになっているのか、紹介していきます。
大阪駅前
大阪駅前にある阪神百貨店と新阪急ビルの建替を行い、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」として生まれ変わり、2022年に開業予定です。
また、阪急うめだ本店が入っている梅田阪急ビルを、「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」と改名し、近接する両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称。
これらの百貨店がある出口とは逆側の、通称「うめきた」と呼ばれる地域も、再開発が進み、すでに「グランフロント大阪」としてオープン済みです。
グランフロント大阪の隣の土地にも、複合高層ビルの建設が決まっており、2024年に一部開業を目指して現在進行中。
大阪駅前は高層ビルが連なり、近未来的な印象になるのではないでしょうか。

大阪駅前は一昔前と比べて本当に印象が変わったわよね。まるで海外に来たかのような印象を受けるわ。これからまた変わっていくのが楽しみ!
大阪ベイエリア
大阪ベイエリアは、2018年にその玄関口である「OSAKA BAY TOWER」が再開発に先駆けてリニューアル。
また、総戸数330戸の大規模分譲マンション「大阪ベイレジデンス」が2021年9月に竣工予定、2024年までには夢洲駅には地上55階建て、高さ275mの高層タワービルが竣工予定です。
他にも咲洲でマンションの計画があったり、これからどんどんベイエリアも姿を変えていきそうです。

ユニバーサルスタジオジャパンがあるベイエリアだけど、USJ以外にもたくさん施設ができるのは嬉しいわ!ベイエリアにも観光客もたくさん増えそうね。
大阪上本町
大阪上本町では、シェラトン都ホテル大阪をラグジュアリーホテルに転換や、近鉄百貨店上本町店の改修が予定されています。
老朽化された建物が新装され、全く変わった印象の建物になることを期待できそう。
また、駅周辺にはオフィスビルやホテル・飲食ビルをいくつか計画しており、交通面でも現在は鉄道駅やバスの発着が中心ですが、タクシーや駐車場と一体的に整備されます。
2023年頃には全て終わる予定で、生まれ変わった上本町に会えそうです。

上本町周辺の大型開発は2010年に開業した「上本町YUFURA」以来だから、10年以上ぶりに上本町が変わりそう。どんな景色が見れるのか、楽しみだね。
大阪再開発を踏まえての不動産投資のポイントは?
大阪再開発の波に乗って、不動産投資を始めたいという方もいるのではないでしょうか?
不動産投資の際、人の流れが多いところに投資するのがポイントですが、以前の大阪では「ミナミ」の方が優勢でした。
しかし、大阪駅エリアの再開発が進み、「うめきた」なども好調なことから、現在では「キタ」エリアの方が優勢だという声を多く耳にします。
実際にこれからうめきた2期地区の再開発も控えており、「キタ」地区の人の流れが多くなることは明確です。
また、「大阪万博」という大きなイベントを控えている今、大阪で不動産を買う投資家は多いと言われています。
人気のあるエリアであることは間違いないのですが、投資はあくまで自分の責任として行ってくださいね。
まとめ
大阪の再開発について、これまで竣工した建物や、これからオープンの施設、エリアや不動産投資のポイントなどを紹介しました。
- 大阪万博も決まり、さらに再開発が進んでいる
- 大阪駅エリアでは高層ビルが多く建つ予定
- 多くのラグジュアリーホテルが開業予定
- 阿部のエリアでは過去に再開発に失敗している
- 「キタ」エリアが投資では優勢
などがわかりましたよね。
新しい大阪を見るために、実際に大阪まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
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